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黒字なのに現金がない時はファクタリングがおすすめ

黒字なのに現金がない場合には、ファクタリングを利用する方法があります。ファクタリングには3社で行うものと2社で行うものの2種類があります。どちらを利用しても良いですが、ある程度大きな企業の場合には3社間を利用した方がメリットが大きいです。3社間の場合には、審査がやや厳しくなるため、資金が少ない企業や黒字化していない企業の場合審査に通らない恐れがあります。

 

ですが、黒字化している企業やある程度資本が大きな企業の場合には審査に通りやすいと言えるでしょう。

 

最大のメリットは、手数料が少ないことです。ファクタリング業者は依頼者から手数料を取りますが、1%から5%位になるだけです。そのため、依頼者のもとには売掛金の95%から99%位のお金が入ってくる見込みがあるわけです。かなりお得な取引と言えるでしょう。

債権譲渡の通知をするときにファクタリングを利用

また債権譲渡をすることにより、売掛金はファクタリング会社のほうに移動します。そうすると、利用者はわざわざ売掛金の回収をする必要がありません。売掛金の回収は時に難しい事もありますが、これらの手続きを省略できる点で魅力的といえます。

 

3社間で行う場合には、いくつか問題点があります。この問題点をよく理解した上で利用すると良いでしょう。問題点の1つは、債権譲渡の通知をするときにファクタリングを利用していることがばれてしまうことです。そのため、取引先の企業に資金面で不安があるのではないかと思われてしまうこともあり、その後の取引に影響を与える可能性も否定できません。

 

また審査は厳しいですが、この審査の対象となるのは利用者だけでなく相手方の企業も含まれています。相手の方の企業をわざわざ審査する理由は、債権回収が可能かどうかを判断するためです。そもそも債権自体を回収するためには、相手方の企業の資金がしっかりあるいることが必要です。

現金を回収するまでのスピード

もし資金を調べた結果赤字の状態で回収できないと判断される場合には、ファクタリング業者は取引することを拒むでしょう。

 

それ以外には、現金を回収するまでのスピードが遅くなることです。現金を回収するまでのスピードは、2社間の場合ならば、早くてその日のうちに回収可能になります。遅くとも、翌日ぐらいまでには回収できることがほとんどです。しかし、3社間で行う場合には、債権譲渡をする前に相手方の承諾を得なければいけません。

 

承諾を得る場合も、電話で行うのではなくしっかりと書類に記入してもらいます。このやりとりが1週間ほどかかるため、最低でも利用者が現金を受け取るのは1週間かそれ以上先になるのです。